鳥海山'07,2日目:ヒルクライム26km(7.29)

夜まですごい勢いで降っていた雨も朝には上がり、路面も乾いてコンディションは良好となりました。樋口さんは少々腰まわりに疲労がきているみたい。無事に走りきれるといいけど。今年はスタート付近は新道を使う関係か、距離が2km短縮されてました。

男子C,Dは人数の関係か、それぞれ2組に分けられています。表彰台を狙うとなると、順位とタイムが両方求められるので難しいことになりますね。

よっしーさんと隣で整列。まあ正直なところ、どれだけ付いていけるかという感じで。去年走った限りだと、ある程度までは実力の似通った選手で集団走行になるのですが、展開はホントやってみないと分からない。

で、スタート。いきなり前を走る選手の背ポケからヴァーム缶が落下!隣にいたから分かりますが、飲んでカラになった缶です。なぜ背ポケに入れているのか意味不明。前後輪の間を通過していき、危なく踏みそうになりました。罵声の嵐。

1kmくらいの平坦で先頭集団は15名くらい?になり、登りへと。ちょっと急になる区間で、2番手にいたよっしーさんが集団から抜け出し!しかもアタックではなくマイペースでスイスイ。いきなりこれですか〜という光景で、付いて行こうかと一瞬思いました多分その後撃沈するのは見えていたので、集団でおとなしくしてました。routeさん(233番)の選手と先頭交代しながら前を引く展開。

ハーフゴール地点までで2位集団は8名くらいか。ここからいよいよ本格的な登り。勾配のキツクなったところで1人アタック。皆付いていって吸収。ペースが落ちたのでこのタイミングでアタックをかけてみた。振り返ると少々距離があいたので、しばらく頑張ることにして全開走行。このまま引き離せればC1組2位取れる!などと思いましたが吸収されてしまいました(泣)。バテ気味でしたがこれで引き離されてはマズイの一心で付いていく。

途中でC2組の選手が集団に追いついて、先頭の選手に状況を聞いていたように思ったのですが、ゼッケンとクラス分けをしっかり把握してなかったでどーだったんでしょうねぇ。後で結果みたら、2分後スタートで、差が1分ちょいだったので、思い違いかその後脱落か、なのですが、追いついた展開で後者は考えにくいので、他カテの選手だったか?

残り5kmで6名、3kmで4名くらいに。ペースはかなりゆっくりめ。周りの選手はキツそうな感じで。集団走行でなんとか回復したので、どこで仕掛けるかに皆専念してる感じがありあり。ラスト2kmくらいから仕掛けるのも追いつかれたら確実に着は落ちるリスクがあると考え、タイムは気になるんですがラストの急勾配でという結論に。

ラスト500mまでは淡々と。で、アタックかけたら決まりました!ラスト200mから12%勾配になり、さらに勾配が急になりますが、後続が離れたのを確認しながら我慢!いやー200mって長い。ゴール前でペースが落ちながらもなんとかC1組2位で。急勾配沿道の人たちの拍手が嬉しかった。手元の時計で1時間9分前半。

しかしこーなってみると、もう少し前から行けたかな?とか贅沢なことを考えてしまいます。困ったものです。ゴール後集団走行でご一緒だった人たちと少々話す。1位の選手、速いね〜と。

そのよっしーさんがいたのでタイム聞いたら、なんと3分台!速〜っ!単走でそのタイム出すのは、集中力の維持等もあってかなり大変なはず。すごいね。結果的にダントツの1位で、なんとチャンピオンクラスも含めた総合1位じゃないですか!すごいわこりゃ。


toukaisan_tonbo結果的にはC組総合5位ということで。2組集団の方がペース速かったみたいです。2位と1分15、3位と1分02差ということで、組み方が違えば結果も違ったかな、と思ったりしました。まあ、結局自分がもう少し速くなればいいだけの話なんですが(笑)。

どちらかというと今回は運に恵まれない事が多かったですが、ヒルクラで駆け引きできる鳥海山は、やはり面白いですね。


tyoukai_goal<結果>
1時間9分9秒 男子C5位 総合25位