優勝だ!!諏訪圏縦断サイクルマラソン当日(6.11)


ポディウム頂点
【6月11日(日)】レース当日
雨はやんで、ほぼ路面も乾いた良好なコンディションでスタート!最初は練習通りの35km/hくらいで巡行でいい感じ。最初は90度コーナーが多いので慎重に。他チームをあれよあれよという間にパスしていくアルペンマーカー!「右行きま〜す」の連呼。なぜか3番手の予定の46が、競馬でいうところの、かかった状態で2番手に。まあ順番はさほど問題ではないでしょう。

先頭交替しながら水門を通過し大通りへ。「後ろ付かれてる!」とのアライの声に呼応するかのように、ここから他チームとの先手争いの様相に!おっとヒラヤマが隊列の先へ出て、他チームを牽制する模様。後ろからは3人組が前へすーっと。でも体型からして山で遅れるのは明白なので、「引っ張ってほしいな〜」などと思いながら見送る。しばらくすると自然にペースが落ちて我々が後ろへぴたり。空気抵抗って大きな要素だね。

ここまで心拍が140以下!でも40km/h出ているんですが。。。どーした今日は調子悪いのか!?とちょっと焦るだはら。

そうこうしているうちに諏訪湖を離れ、通勤バイパスへ。なぜか我々は前のチームにツキイチ。あまりに楽なせいだろうが、我々は先頭交替せずに走行。橋のあるところでアップダウンを繰り返す。下りで速度を上げ、その勢いで坂を上り、あまり足を使わないことに専念して走行。そうこうしているうちに心拍も150〜160くらいになりホッと一安心。しかしこのままでいいのかね?なんか前のチームに申し訳ない気持ち。ほら前のチームも疲れてきたのか、速度が30km/h前半へと落ち始める。あ〜このまま行くと楽勝もあり得るな〜と思った次第。

茅野駅を通過し、いよいよ運動公園へ。すごい応援!うれしいね、ありがとう。そして激坂区間へ。皆ペースダウン。やっぱりそーですか。

緩斜面に入り、どうなるかと思ったが、予想通りペースダウンだ!TN10の選手だったかが、単独で混じっていたので「他の方を置いてっていいんですか?(若い番号で早いスタートだが、おそらくこの選手より早いってことはないと思い、こういう聞き方にしました)」「うちはチームオーダーないんで」ちょっと受けた。

アライとだはらが抜け出す。46に「一緒に行くよ!」と声をかけるも反応せず。こういう時マイペースで行くべきか、ある程度引っ張ってもらうかは判断に迷う場面だが、緩斜面でもあり、付いてきた方が良かったんじゃないかと思う。もう1人いいペースで行く選手がいたので、しばらく後ろへピタリ。しかし、チェーン脱落!「大丈夫ですか〜!?」と声を掛けるもむなしくその選手は後退。同じ目には遭いたくないものです。

そしてアライと2人旅へ。いい感じで進む。時々後ろをチラチラ見るも、付いてくる気配なし。ますます優勝の2文字がちらつく。柳沢の手前くらいで「行ってくれ」のアライ指示。予想より長く付いてきてくれたので、めちゃめちゃ感動!あとはマイペースで!ここからは4人がそれぞれ全力でゴールまで頑張るのみ。

目標になる選手がいない登りってのも、気持ちがダレるねしかし。ただひたすら視界に入った選手を抜いていくのみ!沿道のおばちゃんに「まああの選手のペース速いわ」等言われることのみを励みに、一直線の坂を上る。後ろを振り返るも、誰もいない。こういう時は心拍計が役に立つ。最低170後半をキープしながら走行し、やっっと折り返し下り区間へ。

こっからは、我ながら良くできました。心拍170後半を保ちながら下る事が出来た。2度試走してるので、途中も登りも勝手知ったるで、うまくペース配分。まだこの辺は濡れているので、落車だけに注意しながら走行。最後まで心拍キープで、視界に入る選手は捕まえる!の精神で、ゴール直前でも1人交わしてゴール!(交わすことにほとんど意味はないが、やってみました)折り返して鹿の湯入口にて待機。

いや〜しかし、ただのヒルクライムと違う、ロードレースの醍醐味を味わえるいいコースだったね!

アライが戻ってきた!まだ仲良しはまばらというか、ほとんどいない。よくよく見ればゼッケンがTTだ。その後入ってきた、我々とバトルを繰り広げたチームと挨拶を交わす。意外といい人だね皆。やはりサイクリストはこうでなくっちゃ。