木祖村2日目(5.24)

記憶のかなたに行ってしまう前に書かなければ。

1日目の反省を踏まえ、位置取りと上り終わりの走り方に注意して、先頭集団ゴールがマスト。雨予報のため、後輪をコスカボのクリンチャーに交換。7850C24TUはカーボンの割りにブレーキの利きがいいので前輪はそのままにすることにした。スタート時は雨が降ってなかった。


kiso_day21周してS/Gの上りはかなりゆっくりしていたのと、エスペランススタージュ(ES)の集団が右から上がっていくのに便乗して行ったら先頭に出る羽目に。まあしばらくはいいかと思い、ESの選手たちと先頭交代。このまま回してても無駄かなと思っていたらR_Eさんから「バック!」と声がかかる。無駄な走りしないで集団内にいるようにとの指示で、全くその通りと思い下がる。1日目ほどペースは速くない印象だけど、位置取りが違うので何とも言えない。

4周目あたりの橋を渡った上りで、何とR_Eさんが下がってくる!パンクらしい。止まろうとすると「いい!(止まらなくて)」と間髪入れず言われたので、そのまま走る。しかし自チームのエースがパンクで止まってるのに何もしないのはマズイだろうと思い、前方にいるT田さんに「パンク〜!」と大声で伝える。そのせいか、それとも分かっていてタイミングよく下がってきたのかは不明だが、T田さん下がる。レース経験も豊富なT田さんに任せるのが賢明だと思い一安心。2周くらいしてT田さんがR_Eさんを連れて集団に復帰。一応仕事らしい仕事といえばこれくらい。

その後は最低限メイン集団に残ろうと、ペースの上げ下げに対応することと、位置取りをしっかりすることに執心。しかし毎周回S/Gの上りがボディブローのように効いてくるがグッと我慢。1日目の9周から今日は14周ということで、スタート前は長丁場と覚悟していたが、意外と残り周回が減るのが早く感じた。

残り5周あたりから集団がペースダウン。総合上位同士のけん制も入ってのことかなと思いながら走行。逃げも出たがしばらくこのペースで進む。このままではないだろうし上位陣のアタックが入った時のペースアップを考えると戦々恐々。残り3周あたりの上りで先頭がペースアップして集団はお見送り。実質、集団の役割もここで終わりとなり、ゴールまでまったり。しかし残り2周から雨が土砂降りレベルで降ってきたため、落車しないよう神経を使う。特に橋の手前のグレーチングには要注意。このまま最後まで行って、無事メイン集団でゴールすることができた。

最低限の目標は達せられて良かったが、現状ではこれ以上のことはどうやってもできない。メイン集団内で余裕ある走りを可能とするためにも、メディオレベルの積み上げが必須だと痛感した。以前から言葉では分かっていたつもりではあったが、レースで身をもって知ることで、課題が明確になった。その意味でも木祖村は貴重な経験となった。

チームメイトのR_Eさんの2日目優勝は、とても嬉しかった。普段の練習から様々なアドバイス等いただいている人でもあり、一緒にいるだけで見習う点は多い。都心在住ということで自転車の環境的には恵まれていないかもしれないが、R_Eさんをはじめ、人には恵まれているように思う。

チームメイトおよびサポートしていただいたイナーメの皆さんに感謝します。