週刊ゴング廃刊騒動

ちょっと前に、ゴング格闘技も出るべき時期に出なかったりしたことがあり、ガセネタにしても火種はあるんだろう、という印象。まあ原因はプロレスというジャンル自体の衰退にあるのは間違いのないところ。

やってる時間が、一般人がどーやっても寝ている時間帯ですから!今や。CSで見ればいいじゃんという考えもあるが、結局好きな人しか見ないし。で、好きな人といえども、WWEみたいにすべて追いかけようとすると週に10時間くらい確保せなあかんし、そんな時間なくて挫折してます私。

プロレス雑誌の最盛期は、90年代前半くらいかしら。週刊ゴング週刊プロレスと2つ雑誌があるわけですが、自分はかなり「週プロ」派でしたねぇ。ターザン山本編集長時代の「活字プロレス」は、かなり面白かった。プロレス見ることと同等くらいに、週プロ見るのが楽しみでしたね〜。SWSへのネガティブ・キャンペーンなど、団体に敵を作るなど罪の部分もあったけど、そこが面白かったです。

大仁田厚のノーロープ有刺鉄線電流爆破デスマッチには、雑誌からも伝わるものがあった。ピークは、Uインターvs新日本の対抗戦(東京ドーム)かなと。

その後のPRIDEをはじめとする総合格闘技K−1の台頭に反比例するように衰退の一途をたどるわけで。栄枯盛衰のターニングポイントは、高田延彦とともにあるというのが摩訶不思議です(笑)。

八百長だ、とか、捏造だ、とか笑って済ませてくれる時代じゃないってことだよね。悲しいですが。